女性は小さな女の子の時代から始まり、高齢になるまで何歳になってもプリンセスものが好きな人が多いようです。
特に大手アニメーション会社の描くプリンセスには、女の子の夢を表現したようなプリンセスが、たくさん登場しますし、個性も豊かです。

ただ綺麗で可愛いプリンセスが画面に出ていれば小さな女の子には満足ですが、少し小学生でも年齢が上がってくるとそれだけでは物足りなくなってきます。
プリンセスに自分が扮して探し物をしたり、冒険をしたり、オシャレを楽しんだりといった少し高いゲーム性がプラスの要素として必要になってくるのです。
男性から見ると不思議なものだと思いますが、女性は小さな頃からプリンセスを夢見て育っていきますので、これは高齢者になってもその傾向は出てきます。

たくさんあるゲームの中かから選んでもらうと、やはり慣れ親しんだプリンセスのキャラクターが出ているゲームを選んだりします。
子供の頃から見ているので、その分思いれが強いのかもしれません。

このようなプリンセスを使ったゲームを制作するキャラクターゲームエンジニアには注意するポイントがいくつもあります。
まずはしなやかな動きは絶対にプリンセスには必要です。少しでもギクシャクしてしまうと、子供は離れてしまいます。
また期待が大きいので期待を外さない、ときめくような内容の要素も必要です。

ときめきの要素にすぐ考えつきそうなのはプリンスですが、実は単にプリンスを出せばよいのではなく、むしろプリンスは必要ないくらいに女の子はプリンセスが大好きですから、いかにも自分がプリンセスになったかのような気持ちにさせてくれる内容が必要なのです。
プリンスはプリンセスの邪魔にならない程度に登場する、と考えておくと良いのではないでしょうか。